昔α5000で撮影した写真を偶然見つけて、その繊細な表現力に参ってしまった。スマホのカメラが進化して普段使いなら十分すぎると思う一方で、それをパソコン画面で見た時の「これちょっと違う」感はずっと心に引っかかっていた。いくらスマホの補正処理が飛躍的に進化しても撮像素子の差を埋めることは出来ないと結論が出て、旅に持ち運べるカメラが欲しいと思うようになった。
α5000はミラーレスとは言え最小形態でも500g。フォーサーズ規格で何か無いかと探す中で、200g級のRICOH GRに行きついた。購入を考え始めた2024年の夏ごろ、GRは超品薄で抽選販売しかなかった。どうせなら最高グレードのものをHDF機能付きを狙って毎月応募し続けた。ようやく当選したのが2025年の5月。待ちに待った製品が手元に届いたその翌週に次作のGR Ⅳが発表されて意気消沈し、その後しばらく手に取る気力が起きなかった。
やっと使う機会に恵まれたのが7月の三連休。初の舞台は信越トレイルでのULハイクだ。










旅自体はかなり順調で、順調過ぎて二日目の野之海到着が相当早くなりそうで、であればもうここで終わりでいいじゃないかと伏野で山を下りた。縦走はもう少し涼しい時にやったほうが楽しいだろう。何よりGRへの愛着が増す良い旅になった。型落ち間際? そんなの関係ないや。これからの旅の思い出をこいつと重ねていこう。
