美川に住んで10年目を迎えた今年になって、自宅のすぐ側に諏訪社があることに気付く。それも隣り合った2つの集落でだ。北前船で栄えた町だもの。水運の近くに諏訪社があって当たり前というべきか、よくもまあ今まで気づかなかったものだ。
気付いた背景は自宅から最短距離で国道8号線に出る道を調べていたからで、何故調べていたかというと最近ちょくちょく利用する上越妙高まで走ろうと思い立ったからだ。国道8号線から157に曲がり、ひたすら真っすぐ進めば津幡に出る。途中森本駅近くの松屋で朝ご飯。外環ラウンド70kでもよく使う店舗だ。隣がエニタイムで食後のシャワーも気持ちがいい。津幡までの間は雨が降ったりやんだりでポンチョの着脱を繰り返す。キャップや眼鏡に引っかかるのでかなり面倒だ。
津幡を過ぎて倶利伽羅の山岳区間。しばらくは旧北陸街道沿いの道でそれほど勾配もきつくない。昔自転車で通ったのは少し上の8号線のようだ。そんな8号線に合流し、そのまま小矢部に向かってしまう。本当は石動方面に行く予定だったのだが、分岐を見落としていたようだ。途中にトンネルが3か所ある。1発目の倶利伽羅トンネルには歩道がなく、路肩は水が滲み出ていて滑りやすい。ここだけは若干ヒヤヒヤしたものの、以降2つは綺麗な歩道があって安心して歩くことができた。

アウトレットを過ぎ、県道9号線を進む。平地を東西に真っすぐ貫く農道で、歩道はあまりないものの路肩はそれなりに広い。ちょうど日差しが一番強い時間帯でかなり消耗してしまった。自販機も上手く見つけることができずに脱水気味のところで、「弓の清水」を見つける。


一時的に大きな産業道路と合流し、しばらく行くといつもの県道9号線の雰囲気に戻る。呉羽に入ると農園直営の梨がそこかしこで販売されている。たわわな果実が普通に道路に飛び出していた。写真を撮りたかったけれど、「李下に冠を正さず」。ほのかな甘い香りを楽しむだけにとどめた。
薄底シューズでだいぶ足がやられてしまって後半はあまり走れなかった。右足のアキレス腱炎もかなり痛みが出ていて、ここが辞め処。富山駅で今回の旅を中断することにした。富山から上越妙高までが120キロ。この区間はまた改めてだ。富山駅まであと2キロというところで再び諏訪神社を発見。ここは亀さんがウリのようだ。諏訪社で始まり諏訪社で終わった旅だった。

城址公園ではよさこいのイベントをやっていたり、富山の白エビなんかも食指をそそられるところではあるが4分後にちょうどいい感じの鈍行電車が来てしまう。それに飛び乗ったら、12時間強の道のりを1時間半で戻ってしまった。まだ日も暮れていない。銭湯で体を休めてスーパーに買い物に行き、雷雨が到達したのはちょうどその後だった。富山のほうもひどかったようだ。上手い具合に楽しめた。

10月第一週には能登の国ジャーニーラン150kが控えている。アキレス腱炎には先週1発目のプロロを打ち、回復傾向にはあるものの、まだまだ不安は残る。一発ステロイドも検討しなければならなくなってきた。
